犬はなぜ吠えるのか?その理由と辞めさせる方法!ドッグトレーナーケンセイの見解

吠える 犬について

犬が吠える理由は…

自分の意思を伝える為

犬は人間と違い自分の思っていることを言葉で伝えることができない為、吠える声として自分の意思を伝えています。

これは人間に例えると赤ちゃんが泣く事と同じなのです。

例えば赤ちゃんはお腹が空いたら泣きますよね?オムツが汚れたら泣きますよね?
まさに泣き声1つで色々なことを伝えようとしているのです。

犬も同じで吠えるのは自分の意思を伝えようとしているのです。

海外の実験で愛犬家の方に音声のみで数種類の吠え声を聞いてもらい犬の気持ちが汲み取れるかの実験がありました。

ヘッドホンで犬の吠えている音声のみで映像はありません。
その音だけで犬がどういった状況なのかを当ててもらう実験です。

そして、なんと多くの方が犬の状況に近い感情(寂しそうな吠え方、楽しそうな吠え方、怒った吠え方など)を言い当てたのです。

つまり、吠えている「ワン!」の一言には意味があり何かを伝えようとしているのです。

犬は吠える事で少なくとも6種類の感情を人間に伝えている事がわかっているそうです。




実は無駄吠えなんかない?

よく無駄吠えという言葉を聞くと思います。

ですがそれは人間の先入観による考え方なのです。

上記で説明しましたが犬からしたら意味があって吠えていること。

ただ何となく吠えているわけではありません。

犬には必要な「吠える」。
けれど人間と共存していく上で不必要なので『無駄吠え』という言い方になってしまっているのです。

吠える

無駄吠えをやめさせるには?

無駄吠えをやめさせるトレーニングをする前にまず考えなければいけない事があります。

それは…

『犬がなぜ吠えているのか?』を考えた後にトレーニング方法を考えること

ここの出だしが1番重要なポイントです。

多くの飼い主さんはインターネットで「無駄吠え やめさせ方」のようなキーワードで検索する事が多いとおもいます。

そうするとやめさせる方法は沢山出てきます。

そしてその方法を鵜呑みにしてしつけをすると逆に吠えまくる子になってしまう事が多いのです。

例えば、インターネットで「吠えている時は地面を叩いて驚かせてやめさせましょう」と書いてあったとします。

この方法は「相手に敵意がある子や挑発している子向けの方法」です。

これを相手が怖くて吠えている子に対してやるともっと怖くなり逆効果になってしまいのです。

トレーニングを頑張って行えば良い結果が出ると言うわけではないです。
間違った方向に努力をしても目的地には着きません。
正しい努力を正しい方向にする事で目的地にたどり着く事ができるのです

なので無駄吠えトレーニングに限った事ではないですが「犬の考え読み取るのが先、方法が後」の順番に考えるとトレーニングも短期間で覚えるようになります。

そして考え方を読み取れて、それに沿うトレーニング方法を見つけた時には「信じるな、疑うな、確かめる」という姿勢が大事です。

少しでも目的地から遠ざかっていたと感じたならトレーニングを改善、もしくは方向修正が必要になってきます。

具体的な吠えの状況とやめさせ方

あくまでもその子その子で吠えている意味が違うので鵜呑みにせず参考まで

インターホンによる無駄吠え

要因
警戒吠え、喜びによる吠えなど

警戒吠えの場合

犬は信頼できない怪しい人が入ってくると認識をしている事が多いです。
そして、その人から縄張りである家を守るために吠える事があります。

この時のトレーニング方法は来客者におやつやおもちゃなどの喜ぶものを犬にあげてもらい警戒心を解くやり方、「怪しい人が入ってくる」というイメージをすり替える印象操作などの方法が良いです。

警戒心を解くやり方

1.玄関に入ってもらう

2.来客者におやつやおもちゃなどの犬が喜ぶものを持ってもらう

3.しゃがんで体を低く小さくしてから喜ぶ物を与えてもらう。
→はじめは警戒心から近づかない事がありますが、その時はおやつなどを犬の近くに投げてもらいその後だんだん投げる距離を自分に近づけていきます。
もしくは犬の正面を向くと顔と顔が見つめ合い警戒心が解けない為、犬と逆の方向を向いて犬に背中を見せる状態で体の匂いを嗅ぎ取ってもらう事も有効です。

印象操作のやり方

インターホン=人がくる
という印象で吠えている子の場合は「インターホン=別の事」と認識をすり替えます。
すり替える認識はその子その子それぞれですが「おやつをもらえる→良い事が起きる」と教えるのが一般的です。

1.手からおやつを与える
→おやつを指で押さえてすぐにおやつを食べれないけどペロペロ舐めている状態にする

2.インターホンを鳴らす

3.手を開きおやつを食べさせる

この工程を繰り返すとだんだんインターホンが鳴って吠えていても人間に意識が向くようになります。

意識が向いているときに「こい!」などの言葉で呼び戻しをしてからおやつを与えるとインターホンが鳴ったときにあなたのもとに飛んでくるようになります。

ドッグラン

散歩中に他人他犬による吠え

要因
喜び、遊びたい、恐怖

喜びや遊びたい理由としては1日のほとんどの時間を家の中で過ごしている犬。
家の中では他の犬と出会う事がほとんど無いと思います。
その一生のなかで、たまに会う同じ犬と会うととても嬉しい気持ちになります。

人間で例えると、海外旅行先で同じ日本人と会うと嬉しくて意気投合しますよね。
なので喜びによって吠える事があるのです。

この場合は全く無視をして、吠えていない時と同じ行動をする。

多くの飼い主さんは早歩きをしたり、抱っこしたり、避けて通ろうとします。

ですが、犬と出会って吠えた時でも普段の散歩中に歩いてる速度、態度で接してあげてください。

なにか飼い主さんがリアクションをすると「嬉しい」「飼い主さんが構ってくれる」
「他の犬とあいさつできる」
と誤認が増えてしまうので
その場合は「全く無視!」

無視をして同じ速度、同じ態度で止まらずに歩き続ける事で犬は「吠えても意味ない!吠えたところでなにも変わらない」と認識して吠える事を止める事ができます。

恐怖

これはトラウマでない限りほぼほぼの確率で社会化不足です。

犬には人間と同様パーソナルスペース(不快に感じない相手との距離)があります。

犬はそのパーソナルスペースの内側にいる人にたいして不快感を覚え吠えに繋がっています。

なのでそのスペースに入ると吠え続けます。

やり方

1.他人がパーソナルスペースに入ると吠えます!なのでそのスペースに入るか入らない位の位置から他犬やを他人を観察する。

2.観察したら段々他人や他犬に近づいて距離を縮める。

吠えない事をしっかりとほめてあげましょう

そうすれば自然と他人他犬へ吠えなくなります。

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